2021年7月30日金曜日

2021/07/27

 【Google Home班】

今日は前回の課題であったグラフ表示画面で、他のデータを見れるようにしました。

血圧から身長・体重のデータは見れるようにできたのですが、身長から血圧・体重、体重から血圧・身長が表示できない状態です。

来週はそこから取り組みたいと思います。

 

【LINE班・IFTTT班】

 ①お薬の時間を早める機能を、一部変更しました。

・服薬イベントが時間外の時に早めることが可能になりました。

・「お薬〇分早めて」 の話し方に変更しました。

今までは、服薬イベントの時間を変える際(遅くする場合も含む)は「イベントの時間内」でしか変更することが出来ませんでした。ですが「服薬時間を早めたい」ときは、イベントが現在時刻よりも後の方にあるパターンの方が多いと考えました。そこでプログラムを変更し、現在時刻よりも遅いイベントを取得して時間を変更することが出来るようにしました。

②「使い方ガイド」の作成

「Googleサイト」を用いて使い方を閲覧できるWebサイトを作成中です。まだまだ完成には程遠いので、引き続き頑張っていきたいと思います。

2021年7月24日土曜日

2021/07/20

 【Google Home班】

今日は、ToDoリスト#4.グラフのボタン作成に取り掛かりました。

1週間、1か月、半年の記録の表示ボタンに加えて血圧、身長、体重の記録の表示をグラフ表示画面で切り替えるようにします。

 

【LINE班・IFTTT班】

 ①薬の時間を遅くする時の、スピーカーへのしゃべり方を変更しました。

 以前は「待って、ちょっと待って、後で」と言うと時間が10分延期されるという仕組みでしたが、何回か実践を重ねてみて、少々言いにくい印象を受けました。そのため、「『お薬』待って、『お薬』ちょっと待って、『お薬』あとで」の言葉に変更することに。この方法で、また何回か検証をしてみたいと思います。

 また、各機能を用いるためにはどうしゃべれば良いのか、全てを覚えるのは難しいという観点から、スピーカーに使い方を聞くことが出来る機能を作ればどうか、という案が出ました。こちらも頭にいれつつ、可能であれば実現したいと思います。

②プログラムの一部編集

 お薬を飲んでスピーカーに報告した際のプログラムを、一部変更しました。時間外にお薬服用の報告をした際にLINEメッセージが来ない点を改善し、正常に機能が動くようにしました。


2021年7月19日月曜日

ToDoリスト(Vol.1)

 春学期もそろそろ終わりを迎え,システム開発も峠を越しました。そこで,やるべきリスト(ToDoリスト)を作ってみました。今まで分かっている問題点,中間報告で指摘されたこと,あったらいいなという機能,論文作成に向けての文献調査,思いつくままですがリストを作成してみました。

#1.服薬督促に応答がない場合の対応

中間報告会で指摘された件です。スピーカーが服薬を督促しても高齢者から応答がなかった場合どうするのか?・・・現実的には電話をかけるだろうと思われます。そこで,緊急連絡先をシステムに登録しておいて,LINE公式アカウントから「お薬を飲むように5回催促しましたが応答がありません。」というメッセージを出力する際,単なるテキストメッセージではなく,ボタンにして,事前に登録した緊急連絡先を表示し,タップするとそこに電話がかかる仕組みを作ってはどうだろうか?

#2.ユースケース図(第2版)

システム開発に先立って,4月頃,必要な機能を洗い出してユースケース図を作成した。しかし,こうしてシステムがほぼ完成した段階であのユースケース図を振り返ってどうだろうか?おそらく,実際に作ると当初のユースケースとはかなり違ってきているのではないだろうか?そこで,ユースケース図を改訂して,現実に即したものを作成し,第2版として残してはどうか。この作業を通じて,実現している機能の整理をしておきたい。きっとマニュアル作成にも役立つだろう。もちろん論文作成にも。[Googleドライブ > ゼミ2020 > 4限輪読 > 11 システム設計 > ユースケース分析 > 作成したユースケース図 > 第2版]

#3.新機能のアイデア集

今後の検証活動を通じて「こんな機能があったらいいな」と思えるような機能があれば,それをユースケース図にして,論文の「今後の課題」のネタや後輩たちに引き継ぐテーマとしてアイデアの蓄積をしてはどうだろう?

#4.グラフのボタン作成

今,グラフの時間軸のスケール(1週間,1か月,半年)の切り替えをボタンでやっているが,それに加えて「血圧」「身長」「体重」のグラフ表示もボタンでやれば便利じゃないか?いちいちLINE公式アカウントに戻ってリッチメニューをタップというのはどうもかったるい・・・。

#5.文献調査

今回開発したシステムのコンセプトは「ファミリー健康記録」(FHR)である。つまり,独居高齢者見守りシステムと個人健康記録(PHR)の融合を図ったシステムである。これは今までにない概念で,その新規性を論文で主張するためには先行研究から高齢者見守りシステムや高齢者を対象とする服薬管理システムを調べ,それらとの違いを明確に論じなければならない。そこで,該当する論文を収集して少しずつ読み進め,読後サマリーをブログに掲載してはどうか?

これまで収集した文献は以下のフォルダにある。

#6.検証作業

前回のブログに書いた検証作業を実践する。Amazonで購入した血圧手帳に日々の検証活動を記録する。正常に入力できたとか,上の血圧が240と誤認識されたとか,「OKグーグル・・・につないで」と声掛けしたら「わかりません」と返されたとか,そんな記録を手帳に付けて,あとで集計して誤認識率など定量的なデータを取得する。入力に要した時間や誤認識した場合の訂正して正しい入力を終えるまでの時間なども計測できればなお良い。

#7.セキュリティ

公式LINEアカウントはQRコードを読み込めば誰でも友達追加できる。ということは,このシステムは個人情報漏えいに対して全くの無防備である。そこで,スプレッドシートに利用が許可されたUIDリストを登録し,そこに無いUIDのユーザがアクセスしてきたら,拒絶できるようにUIDフィルタリング機能を実装してはどうか?

#8.ログ

作成したWebAPIにログを出力する機能を実装し,利用状況のログを書き込み,入力時間や誤認識データの検知など,計測を自動化してはどうか。また,定期的にログを切り替えて,ログのバックアップを取るためのスケジュール機能をGASで実装する。そうすると,使っているうちに知らぬ間に実験データが蓄積されることになる。

#9.受診予定アラート

日々薬を服用していけば,やがて薬はなくなり,次の受診を考えなければいけない。システムは薬の残量を把握できるはずだから,「あと一週間で薬はなくなります。受診を考えてはどうでしょうか」といったアラートをスピーカーが喋るとありがたくないか?

2021年7月17日土曜日

検証の重要性

 主要なシステム開発はだいたい終わり,あとはデザインの修正や優先度の低い機能の実装,そしてヘルプ機能の実現などを残すだけとなりました。

そこで,これから力を入れて行かないといけないのは検証です。機能は作ったけれど,動かない,あるいは動いても使い勝手が悪くてはそのうち利用されなくなるのは明らかです。今回の目玉はスマートスピーカーを利用した音声入力です。これは複雑極まりない多機能スマホアプリに比べたら,お年寄りでも簡単に操作できると考えたから導入したものです。でも,本当にそうでしょうか?

音声の方が操作しやすいというのは我々の思い込みかもしれません。思い込みかそうではないかは実際にテストをしてみなければわかりません。いきなりお年寄りにスマートスピーカーの相手を頼むのは無謀です。まずは,開発した我々がテストすべきです。毎日,血圧を測定して「OKグーグル,***につないで」と呼びかけます。どのくらいの割合で応答するでしょうか?

応答したら「血圧」を記録することを告げ,上下の血圧を伝えます。「OKグーグル」と話しかけて,血圧の入力を終えるまでに何秒くらいかかるかを計測します。スマートスピーカーが音声認識に失敗したら,たった今入力した記録を取り消して,もう一度入力しなければいけません。これにはどのくらいの時間がかかるでしょうか。もしかしたら「かったるくてやってられない」と思うかもしれませんね。そうした場合は,どうやったらもっと簡単に入力できるようになるか工夫が必要かもしれません。

このようにやるべきことはいくらでもあります。特に高齢者が操作する部分は入念に検証する必要があります。学会で報告する際もそれがメインになるでしょう。どのくらいの精度で認識するのか,どのくらいの時間をかけて入力するのか,もし,認識間違いをしたらどのくらいの時間で修正できるのか,具体的な数値を示して報告しなければなりません。

これをやる上でチェックシートを作りましょう(Amazonに血圧手帳が出品されていたので4冊購入しました!)。毎日,スマートスピーカーに向かってテストし,その結果を記録するチェックシートです。認識の成否だけでなく入力に要した時間,認識に失敗した場合,修正に要した時間,そういったものを記録するためのシートです。

2021年7月13日火曜日

2021/07/13

 【Google Home班】

引き続きデザイン・レイアウトに取り組みました。

スマートフォンの画面なサイズに合わせてボタンを表示させるところで苦戦中です。

調べて頑張りたいと思います。

 

【LINE班・IFTTT班】

 ①LINE公式アカウントのリッチメニュー「お薬飲んだよ」が完成

 メニューをタップするだけで、現在時刻のイベントを取得し、お薬を飲んだことが登録できるようになりました。

②スピーカーでの服薬登録を「お薬飲んだよ」だけで可能に

 以前は服薬のタイミング(朝、昼、夜、就寝前)もスピーカーへ伝えていたが、それをなくし、「お薬飲んだよ」だけで読み取れるようにしました。非常にしゃべりやすくなったと思います。

次回は、リッチメニュー「使い方ガイド」の作成を進めていきたいです。


2021年7月9日金曜日

中間報告会

家族健康記録「薬シェア」の開発と評価

中間報告会が開催され,現時点までに開発されたシステムと今後の課題を報告しました。ここをクリックすると発表内容と質疑の動画を視聴できます(ただし,認証が必要)。

指摘事項は次の通りです。

  1. 速すぎて分からなかった
  2. システム全体の構成図を示してほしい

いずれも研究内容自体ではなく発表の仕方の指摘でした。この指摘を受けて「ああ,なるほどな」と思うと同時に,わかりやすい説明をすることはとても難しいことなんだなと改めて実感しました。

今回の発表は「木を見て森を見ず」的な側面があったのかもしれません。学会や本番では,まず,システムの全体像を示して,それを踏まえたうえで各サブシステムや機能の説明をすることを心掛けたいものです。

2021年7月6日火曜日

2021/07/06

 【Google Home班】

今日は、ボタンのデザインに取り掛かりました。

PCで表示するとき、ボタン内の背景は設定した色で表示されるのですが、スマートフォンで表示するときグレーになり、PCとスマートフォンで表示の色が変わることがわかりました。

次回は、中間報告(7/9)でアドバイスいただいた点の改善を行います。

 

【LINE班】

 ①LINEのリッチメニュー「お薬飲んだよ!を登録する」を作成中です。当初はスピーカーでの方法のように「いつの時間帯か」という情報を取得すべく、ボタンテンプレートを表示して【朝、昼、夜、就寝前】から選べるようにしていました。ですが、このボタンタップ作業を行わなくても、薬を飲んだ際の現在時刻を参照して服薬イベントを探せば、この機能は実現できるのではないかと考えました。この辺りを考慮しつつ、開発を行いたいと思います。

②スピーカーで「早めて●分」とすると薬を飲む時間が早まる機能について、服薬イベントの時間にならないとこの機能が動かないことに気が付きました。少々プログラムを変更すれば、解決できそうです。

③LINEリッチメニュー「身長・体重を見る」の機能を作成しました。1つのメニューに対し表示したいグラフは2つなので、一度ボタンテンプレートを表示し、「身長」と「体重」見たい方をタップすることでグラフの表示ができます。