ユースケース分析

 ユースケース図

開発するシステムのイメージを掴むために、ユーザの視点でシステムの利用例を図解するユースケース図を作成した(図1)。

図1.ユースケース図

アクターは利用者とその家族を想定した。この場合は、利用者は高齢の独居老人を前提としている。高齢のため医療機関から処方される薬剤の管理が困難で、遠隔地に離れて住む家族の支援を必要とし、それをサポートするのが今回開発するシステムである。
したがって、システムは高齢者に優しくなければならず、巷に溢れる高機能・多機能なスマホアプリの開発を目指すのではなく、必要最小限の機能で継続的に使い続けることができ、それでいて最大限の効果を上げるものを目指す。たとえば、インターフェースは極力キーボードや画面ではなくスマートスピーカーなど音声を利用し、どうしても必要な場合は家族や医療機関の人が代理で入力できるような工夫を行う。

ユースケース記述


ユースケース図だけでは具体的な利用例をイメージしにくいので図1に示した個々のユースケース(楕円で囲まれたもの)について具体的な利用例を記述するユースケース記述を作成する。

ユースケース1 薬剤情報を登録する


下記はユースケース「薬剤情報を登録する」のユースケース記述である。

図2.「薬剤情報を登録する」のユースケース記述

ユースケース記述において特に重要なのはシナリオで、想定されるユースケースのシナリオを書いて、そこからアクターや基本フローなどを抽出・整理すると書きやすい。

ユースケース「血圧を記録する」


下記は「血圧を記録する」のユースケース記述である。
図3.「血圧を記録する」のユースケース記述



ユースケース「血圧を閲覧する」

下記は「血圧を閲覧する」のユースケースである。
図4.「血圧を閲覧する」のユースケース記述

ユースケース「身長・体重を閲覧する」

下記は「身長・体重を閲覧する」のユースケース記述である。
図5.「身長・体重を閲覧する」のユースケース記述

ユースケース「服薬履歴を閲覧する」

下記は「服薬履歴を閲覧する」のユースケース記述である。
図6.「服薬履歴を閲覧する」のユースケース記述

ユースケース「服薬指示を通知する」

下記は「服薬指示を通知する」のユースケース記述である。
図7.「服薬指示を通知する」のユースケース記述

ユースケース「個人情報を登録する」

下記は「個人情報を登録する」のユースケース記述である。
図8.「個人情報を登録する」のユースケース記述

ユースケース「個人情報を修正する」

下記は「個人情報を修正する」のユースケース記述である。
図9.「個人情報を修正する」のユースケース記述

ユースケース「服薬完了を家族に知らせる」

下記は「服薬完了を家族に知らせる」のユースケース記述である。
図10.「服薬完了を家族に知らせる」のユースケース記述

ユースケース「薬の情報を閲覧する」

下記は「薬の情報を閲覧する」のユースケース記述である。
図11.「薬の情報を閲覧する」のユースケース記述



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